二種類の空気冷凍法

多くの急速冷凍機に採用されているのが、空気凍結法という方法です。

これには二種類あります。

まず一つ目はエアブラスト方式です。

エアブラスト方式とは、上部または側面に空気冷却器を設置した凍結室を持ち、約マイナス40度から55度くらいまで冷却した空気を、毎秒3メートルから5メートルぐらいの速度で送風機を用いて送付し、棚つきの台車上などにある食品を凍結させる方法です。

液化ガス凍結法というのは、液化窒素や液化炭酸を用いて凍結する方法なのですが、これにはデメリットがあります。

急激に低い温度で凍結すると、食品に亀裂が入ることもありますので、食品が無駄になってしまうこともありますし、運転コストも高くついてしまいます。

しかしやはりこの方法は急速凍結としてはかなり効率的で、連続再生も簡単にできますし、業務における生産性の向上を図ることができます。





注目の急速冷凍機

最近注目されている急速冷凍機を一つご紹介したいと思います。

それはリキッドフリーザー凍眠という商品です。

これは空気冷凍などでの弱点を克服しただけでなく、本来の課題であったドリップの抑制も十分に対応できます。

この商品を開発したのは株式会社テクニカンという企業です。

ワールドビジネスサテライトにも紹介されたことがありご存知の方も多いかも知れませんが、とにかく代表者の、冷凍技術に対する情熱が感じられ、こういった情熱があったからこそ生まれてきた商品なのではないかとさえ思います。

このリキッドフリーザー凍眠は、ブライン凍結法に分類されるのですが、食塩でもなく塩化カリウムでもなく、フローズン液を用いて食品を冷凍させます。

このフローズン液を使用して冷凍させる方法は、効率的な急速冷凍が可能なだけでなく、冷凍時のひび割れも起きませんし、ドリップも最小限に抑えることができます。